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利息の歴史

利息の歴史を757年に施行された養老令までさかのぼると、強制的な賦課による雑税の一種に「出挙(すいこ)」というのがでてきます。
出挙は、国司や郡司が公民に『強制的に稲を貸し付ける制度』で、春に稲などを貸して秋に元利あわせて返済させるとうものでした。この利息に当たる雑税のことを「利稲(りとう)」とよんでいました。
この制度の本来の目的は、勧農や救募といった農民の生活を維持していくためのものでしたが、律令制のもとでは国家に対する一種の税のようなものになり、利稲は国家の重要な財源となっていました。
出挙には国司が官稲を用いて行う公出挙(くすいこ)と個人が行う私出挙(しすいこ)とがありました。
その利息、一般に公出挙で五割・私出挙では10割という高い利息だったのです。
やがて、この私出挙に苦しめられ、街金のような高利を支払えなくなった農民達は、抵当としていた口分田を売り払い、夜逃げをする家族も少なくなかったらしいのです。

金利とは

お金 金融

借金をした場合、元金を返済していく他に金利が必要になります。
利用者は、借り入れした元金に対して、定められた(契約した)金利によって算出される利息を、元金にプラスして返済しなければなりません。金利はお金を借りるためのレンタル料なのです。
その金利が、お金を貸す側の「利ざや」となり、主要な営業収益となっているのです。
金利は一般的に「実質年率」と表記され、この年率に借りた日数分だけ元金に掛けられます。金利は金融業者各社が独自に設定をおこない決定され、全社横並びではありません。
契約時に各個人の信用度によって借入金額の上限設定を行い、その上限金額に会わせて金利が決定される商品もあります。
利用期間中の状況により「優良顧客」と認められた場合は、個別に設定された「優遇金利」により利用できる場合もあります。
このように、利率は借り入れする人によって借入限度額、過去の利用状況、各企業の基準などにより、一定ではないのです。

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